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【効果あり!】犬の下痢が治らないときの原因から対処法まで一挙公開

犬がウンチをするときの画像
愛犬の健康状態を把握するには、ウンチの状態を確認するのがよいといわれていますね。

ワンちゃんの健康的でいいウンチというのは、「濃くも薄くもない茶色」「適度に水分を含んでいて、コロンとしている」「ティッシュで簡単につかめる硬さ」などの状態です。

しかし、犬は些細なことで下痢をすることが多く、心配がつきないという飼い主さんも多いことでしょう。

犬も人間も、下痢というのは体調不良のサインで、軽度のものから危険なものまで様々あります。

当然、愛犬が下痢をしたときは「原因はなんなのか?」「動物病院に連れていったほうがよいのか?」「どんな対処が必要?」など、悩むことが多いと思います。

そこで、犬が下痢をしたときに適切な対応ができるよう、原因や危険な下痢の見分け方、病院に連れていくタイミング、家庭でできる対処法などを詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

犬が下痢をするメカニズム

犬の体の構造の画像
そもそも、犬の下痢というのはどんなときに起こるのか、メカニズムを知っておきましょう。

まず、下痢というのは、便の中に含まれる水分量が異常に増えてしまうことをいいます。

通常、腸というのは水分の分泌と吸収をくり返して、便が一定の水分量になるように調整をしてくれています。

しかし、水の飲みすぎや、刺激物の摂取、腸の過活動などによって、腸内が十分に水分を吸収できなくなってしまうと下痢が起こるんですね。

刺激物に関しては、唐辛子などに含まれている「カプサイシン」という成分が影響することが多く、水に溶けにくいという特性をもっています。

腸はこのカプサイシンを溶かそうとするために、水分を多く分泌するので、腸内の水分量が増えてしまい下痢が起こるということですね。よく辛いものを食べると下痢をする人が多いのは、こういう理由からです。

また、腸が過活動になるということは、腸内で食べたものが吸収されずに早く通過してしまうため、水分だけが増えてしまい下痢が起こるというわけです。

つまり、犬も人間も下痢をしてしまうメカニズムは、腸内の水分量が大きく関係しているということですね。

犬が下痢をする原因は?

犬のイラスト
それでは、犬が下痢をする原因はなんでしょうか?

上記で、腸内の水分量が増えてしまうことで下痢が起こると説明しましたが、どういうことがきっかけで水分量が増えてしまうのかを知ることが大切です。

犬が下痢をする原因

  • ドッグフードの変更
  • 食べすぎ
  • ストレス
  • 腐ったものの摂取
  • 異物の誤飲
  • アレルギー
  • 感染症
  • 伝染病
  • 腸炎
  • ガン

軽度なものから危険なものまでありますが、この中でもっとも多く見られる犬の下痢の原因は、ドッグフードの変更ですね。

急に慣れないフードを食べることで、胃腸が過剰に反応してしまい、腸内細菌のバランスがくずれて下痢をするというケースが多いです。

また、フードを変更したことで、愛犬に合わない食材が入っていたり、アレルゲンが含まれている可能性も考えられるので、アレルギーの影響で下痢が起こるということもあります。この場合は、素直に元のフードに戻すか、与える量を減らすなどして対処をしましょう。

次に多い犬の下痢の原因は、ストレスです。

人間もストレスを感じると体調不良が起こることがありますが、犬も同じです。

ストレスがたまってくると、そのストレスに対抗するために「ステロイドホルモン」というものが分泌されるのですが、消化管の血流がステロイドホルモンの生成に回されるため、消化管の働きが鈍くなり、下痢を引き起こすといわれています。

特に犬というのは、環境の変化などでストレスを感じやすい動物なので、散歩などで頻繁にストレスを発散させてあげましょう。

小腸の異常か大腸の異常で下痢の特徴が変わる

小腸、大腸の画像
犬の下痢のメカニズムや原因はわかったと思いますが、そもそも下痢というのは小腸による異常か、大腸による異常かで特徴が変わってきます。

同じ下痢でも異常箇所によって、便の状態に違いがあり、危険な病気を発症していることも考えられるため、この 2 つの特徴はしっかり覚えておきましょう。

小腸による異常

小腸に異常があることで起こる下痢を「小腸性下痢症」というのですが、主に食べ物が原因の下痢です。

1 回の便の量は多くなりますが、回数は通常とあまり変わらないことが多いですが、便の状態や体調には以下のような変化が見られます。

小腸性下痢症の特徴

  • シャバシャバした水便
  • よくおならをする
  • おなかがふくれる
  • 口臭がきつくなる
  • おなかが鳴る
  • 水をよく飲む

この小腸性下痢症は、まさに先ほど書いた腸内の水分バランスが崩れることで起こることが多く、食べ物に付着している「ヒストプラズマ」や「サルモネラ」などの感染(食中毒)が原因といわれています。

もし、小腸から出血をしている場合は、便が黒っぽくなることがあり、小腸が正常な働きをしなくなるので、体重が減っていくこともあります

大腸による異常

大腸による異常で起こる下痢を「大腸性下痢症」といいます。

小腸性下痢症とは違って、1 回の便の量は普段と変わらないことが多いですが、回数が増えるのが特徴です。

この大腸性下痢症も食中毒が原因で起こることがありますが、主に「腸炎」や「腫瘍」「腎臓病」などで発症するケースが多いようです。

大腸性下痢症は以下のような変化が見られます。

大腸性下痢症の特徴

  • 便の回数が増える
  • 粘液便(ゼリー状)や血便がでることがある
  • しぶり便(出そうとするが出ない)
  • 嘔吐
  • お尻をかゆがる

小腸性下痢症も大腸性下痢症も腸内の水分量が崩れることで起こるため、原因は似ているところがありますが、大腸性の場合は腸炎や腫瘍などの病気にかかっている可能性も考えられるため、早急に病院を受診したほうがよいでしょう。

病院に連れていくのはどんな下痢をしたとき?

獣医師と犬の画像
愛犬が下痢をしたときに飼い主さんが 1 番気になることといえば「どんなときに病院に連れていくの?」ということだと思います。

愛犬が下痢をしたからといって一概に病気というわけではありませんので、しばらく様子を見ていてよいものと、早急に病院へ連れていったほうがよいものが存在します。

先ほどの犬が下痢をする原因を例に挙げるなら、「ドッグフードの変更」「食べすぎ」「ストレス」による下痢は様子を見てもよいでしょう。

ただ、それ以外の原因については、病院に連れていき適切な診断を受けるのが望ましいです。

特に、「異物の誤飲」「感染症」「伝染病「腸炎」「ガン」が原因で下痢をしているときは、命に関わる病気がひそんでいることも考えられるので、早急に病院に連れていってくださいね。

また、下痢をしているときの愛犬の様子をよく観察することも大事です。

「元気なのに下痢をしている」「下痢が長引いている」「嘔吐の症状も見られる」「血便が混じっている」「体が震えている」といった様子が見られた場合も、病院に連れていったほうがよいでしょう。

犬が下痢をしたときの病院での治療法や薬は?

薬の画像
腫瘍やガンなどの病気が原因で下痢をしている場合は手術をおこなうことがありますが、基本的に犬の下痢の治療法は「食事療法」「治療薬」になります。

食事療法に関しては、まず水をたくさん飲ませることが大事です。

下痢をすることで体内の水分が出ていってしまうので脱水症状の危険性がありますよね。

脱水症状を防ぐためにもまずは、水をたくさん飲ませてあげましょう

また、獣医師さんによっては何日間か絶食を勧められることがありますが、愛犬の食欲があるときは普段のドッグフードをふやかして与えるのがよいでしょう。

水分を同時に摂取できるうえに、消化も早くなるのでおすすめな方法です。

治療薬に関しては、犬用のビオフェルミンを処方されることがほとんどです。

ビオフェルミンは「生菌剤」といって、善玉菌が含まれている薬なので、整腸作用が期待できます。

飼い主さんからしてみれば「下痢止めがほしい・・・」と思うかもしれませんが、ウイルスや細菌が腸内にひそんでいる場合、なるべく外に排泄したほうがよいため、下痢止めはあまり処方されません

ビオフェルミンで様子を見ながら、菌を外に追い出すという治療法が一般的です。

犬が下痢をしないための予防法

下痢を確実に治すためには、病院で診てもらうことが 1 番ですが、事前に予防することはできます。

下痢の原因は、腸内細菌のバランスや水分量の崩れですから、日頃から愛犬のお腹の調子を整えてあげることを意識するのが大事です。

もっとも関係してくるのは、毎日食べさせるドッグフードですが、最近は「乳酸菌」や「オリゴ糖」が配合されたフードもたくさん販売されているので、お腹のケアに特化したドッグフードを食べさせるのがよいでしょう。

また、今流行りの犬用サプリを利用するのもおすすめですね。

普段与えているドッグフードにふりかけて食べさせるだけなので、簡単に摂り入れることができますし、腸内環境を整えるためのものがたくさん販売されているので、試してみるのもいいと思います。

しかも、「健康食品」という部類なので、危険な成分は使われておらず天然成分のみで作られているので、安全性も問題ありませんよ。

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まとめ

犬が下痢をするメカニズムから原因、種類、予防法などを紹介してきましたが、1 番大事なのは、愛犬の健康状態や便の状態を確認して適切な対処をするということです。

下痢は、人間でも起こる症状なので、どうしても軽くみてしまいがちですが、愛犬を体調不良から守ってあげられるのは、飼い主さんであるあなただけです。

日頃からケアをしておくことも大事ですが、いざ下痢をしたときに冷静な判断ができるように、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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